2019/06/28 | 社長のつぶやき
人生の最短距離は、直線ではない
最近、良く思うことがあります。人生の無駄が、人としての魅力や色気を生むのだなと。
戦後から高度成長期までは特に、皆と同じ課題を正確に早く丁寧に出来る事や、
憶える事が評価されていました。
人と違う個性よりも効率よく物事を進められることの方が美徳とされていたし、
その様に教育されていたと感じています。
しかし、その様な考え方のもとでは多くのことが、AIで置き換えられてしまうでしょう。
強烈な個性や発想から生まれるアイデアや革新は期待できませんし、
そう言う意味でも、人生の無駄を沢山経験して同質化からの脱却をして、
AIをも寄せ付けないアイデンティティからくる、
人生や経営のセンスがとても大事になっているように感じます。
人生の最短距離だけを歩もうとすることが危うい時代なのかもしれませんね。