2025/01/01 |

わらしべ長者(手作り新聞)2025年 新年号



『明けましておめでとうございます』

旧年中は大変お世話になりました。
本年も変わらずのご愛顧の程、宜しくお願い申し上げます。

【大きな変化と変わらない事】
2024年は、コロナ騒動が明け、制限が無くなって様々なものが大きく変化した年だったと感じます。世界的な歴史学者で、あの「サピエンス全史」の著者ユヴァル・ノア・ハラリ氏が、コロナの嵐が過ぎ去った時、私達は今とは異なる世界に住むことになるだろうと言っておりました。
本当に違う世の中がやって来ていると感じます。1日1日をみていると、さほど変わっていませんが、少し引いてみると大きく変わっている、変わろうとしていることが多くなかったでしょうか。

猛暑、自然災害、戦争、色々ありますが、鰹節業界に大きくかかわることとして、海の環境や需給バランスの変化で、サバ節や宗田節、煮干しの原料が不足してしまい価格等でご迷惑をおかけしました。魚以外の食材も不足し、物価がどんどん高騰しました。また、久しぶりに海外に行ったら、円が弱くなり過ぎていて驚きました。世界の中で日本だけが取り残されていたことを痛感しました。
デフレからインフレへの転換。急激なこの変化は中々しんどいですが、受け入れるほかありません。他にも人材難、人口減少、オンライン会議が日常になってきています。SNSが政治にも影響力を持ち無党派層の潮目が変わって来ているのも、大きな変化ですね。 人類の脳をコンピュータが超えると言われている「シンギュラリティ」も目前に迫っています。ChatGPT4oにも代表されるオープンAIも、もの凄い進化です。時代や世界、環境、モラル等の変化が加速して来ているので、とても忙しく感じます。

反面、太古から変わらないことも有るように感じます。その中でも特筆したいのは、「挑戦する姿、一生懸命な姿は、人の心を動かす」ということです。昨年は大谷翔平選手の挑戦する姿、一生懸命に向き合う姿を幾度となくTVで目にするたびに思いました。すごくシンプルで当たり前のことなのかもしれないですが、私たちTHE UMAMI COMPANYの“掛け合わせて引き出し合う”の背景にある基本姿勢も、この「挑戦する姿、一生懸命な姿」なのかもしれないと感じました。
2025年は、丸眞も、挑戦と一生懸命をキーワードに、UMAMIの様に掛け合わせて引き出し合いながら、伝統の中に新しさ、本物の中に新しさを創出するTHE UMAMI COMPANYに向けて行動していきたいと思います。

皆さま、本年も宜しくお願い致します。

代表 眞邉 光英

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「わらしべ長者」をはじめて、おかげさまで13年目に入りました。

昨年は新しい変化として、LINEで簡単に注文ができるクロスオーダーの導入を行い、簡単な発注と、連休前のお知らせ配信などのサービスにご好評の声をたくさんいただきました。ありがとうございます。これからも、鰹節や出汁のご相談はもちろんのこと、経営理念の「食の喜びを通じて世界文化に貢献します。」や、社是の「成長と役立ち」を実践し、お客様に色々な方向から貢献できますように成長していきたいと思います。

皆様にとって輝かしい一年になりますよう心よりご祈念申し上げます。

本年も、丸眞と「わらしべ長者」をよろしくお願い申し上げます。

(記 編集部)

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